日本の伝統工芸、伝統の工芸品

能面 姥(うば)  (作品番号:53)

能面 姥(うば)
能面 姥(うば) 表面
価格
400,000 円
税込み価格、送料別
素材
墨,胡粉,檜,能面,水干絵具
大きさ
長さ215mm、巾150mm、高さ80mm
発送地
神奈川県
[参考]ゆうパック料金
着払いで発送します
能面 姥(うば)
能面 姥(うば) 裏面

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商品の詳細
姥の面には様々な表情がある。



長寿を誇る相生の松の精として現れる「高砂」では、前ツレの老女の姥は、白く美しい肌からただの老人ではないことが伺える。神の化身として「伊勢物語」の和歌にも「百年に一年たらぬつくも髪我を恋いふらし面影に見ゆ」として表現されている。



姨捨山に捨てられた老女が中秋の名月に舞う「姥捨」では、眉間の皺が苦しみや悲しみを、また口惜しげな口元が中秋ごとに現れる姥の苦悩を表します。



久保雅象の姥は、穏やかでそして悲しげで、記憶の片隅にある懐古の念を呼び覚まします。上品で繊細、ご本人が手放したくないと感じるほどの完成度を備えた作品です。
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プロフィール
能面師 能面師  【神奈川県】
久保雅象 (クボガショウ)


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女面に代表される中間表情の面は、舞台の前後にわたってかけられ、2時間という長時間にわたることもしばしば。もしこの面が一つの表情しか表わせないものだとしたら、観客は見るに耐えられない。あらゆる人間の感情表現を具現化する魔法が、能面師によって面に込められていると言える。



能は「無」を目指し、無限を描く。表現を減らす、動作を減らすことに、精魂をかけてきた。「居ぐせ」の状態にあっても、演者の脈拍は人知の及ばぬ域へと高まる。音のしない間を際立たせ、大事な演奏ほど、無音が多くなる。感情表現の最大の要素「顔」を捨て去り、「能面」の無限の表現を手に入れたのだ。



久保氏の制作もまた、先人に続く遥か時空の向こうを目指し、留まることを知らない。

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